病気と仕事の両立を支援。ヤンセン、人事向けD&I推進セミナーを開催

2019.12.10
認知度の低さが明らかになったことを受け開催

ヤンセンファーマ株式会社は、2019年12月6日、人事向けD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進セミナー「『“病”と仕事の両立支援』にどう取り組むか?」を東京・大手町にて開催した。

ヤンセンは、「病が過去のものになる未来」の創造を目指している医薬・製薬企業。同セミナーは、同社が実施したD&I調査において「病気と仕事の両立支援」に対する人事・総務関係者の認知度の低さが明らかになったことを受け開催されている。

52.8%が「知らなかった」と回答

ヤンセンは、一般社会人1000名および人事・総務関係者250名を対象として、D&I調査「難病・IBDの就労環境に関する実態調査」を実施した。同調査は、難病を抱えながら働く人々の就労環境を明らかにすると共に、難病患者を採用する人事担当者の意識を調べることも目的としている。

同調査では、「難病を抱えながら仕事をしている人が多くいる」ことについて、一般社会人は56.3%が、人事・総務関係者は52.8%が、それぞれ「知らなかった」と回答。また、D&Iについて連想する施策を訊ねると、「病気と仕事の両立支援」を挙げた人事・総務関係者は23.6%に留まり、2番目に低い結果となっている。

「病気と仕事の両立支援」の重要性を訴求

ヤンセンの人事向けD&I推進セミナーは、こうした調査結果を受ける形で開催された。同セミナーは、同社がNPO法人IBDネットワークおよび株式会社ゼネラルパートナーズと協力して立ち上げた「IBDとはたらくプロジェクト」が主催。「病気と仕事の両立支援」の重要性が訴求されたという。

同社は今後も、難病と共にある患者の人生をより豊かにするべく、支援を行うとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

人事向けD&Iセミナーを開催して重要性を訴求 – ヤンセンファーマ株式会社
https://www.janssen.com/japan/press-release/20191206

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石藤明人
石藤明人