厚労省、中小企業の「働き方改革」を考えるフォーラムを博多で開催

2019.10.09
離職率の低下につながる「働き方改革」

厚生労働省は、2019年10月7日、フォーラム『進めよう!中小企業の「働き方改革」 ~実例から学ぶ<成功の秘訣>とは?~』の開催レポートを発表した。

同フォーラムは、福岡・博多の『TKPガーデンシティ博多新幹線口』にて同年10月4日に開催されたもの。当日は、中小企業の経営者・人事総務担当者に向けて、離職率の低下および採用力向上につながる「働き方改革」についてのレクチャーが行われた。

「人と人の関係」が重要、結果として制度が整う

同フォーラムでは、『月刊総務』編集長・豊田健一氏が基調講演で登壇。豊田氏は、日本の「働き方改革」が「第二章」に入ったと指摘し、「働き方の多様性」が企業全体の効率性および創造性の向上につながると語った。

続く企業プレゼンテーションでは、まず株式会社現場サポート代表取締役・福留進一氏が登壇し、離職率を下げる取り組みについてレクチャー。「働き方改革」では「人と人の関係」が重要であり、結果として制度とシステムが整うと語った。

企業プレゼンテーションでは、株式会社OZ Companyマネージャー・柴崎泰子氏が登壇。かつて離職率が44%に達していたという同社において、残業削減や有給取得を推進した事例を紹介している。

「『働き方改革』中小企業における課題とソリューション」

同フォーラムでは、「『働き方改革』中小企業における課題とソリューション」をテーマとするパネルディスカッションも、実施された。

同ディスカッションを経て豊田氏は、「働き方改革」のポイントとして「現場・社員の声を聞く」「仕事の属人化を廃止する」「権限委譲などで主体性を育む」を挙げている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/index.html

フォーラム『進めよう!中小企業の「働き方改革」~実例から学ぶ<成功の秘訣>とは?~』 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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