クラウドワーカー規模拡大による障がい者就労支援施設との連携

2017.04.16
作業のノウハウを蓄積・分析することで分業化

デファクトスタンダードは、出品業務を外部リソースへ分割して仕事をクラウドワーカーに依頼する際、障がい者就労支援施設と連携することを2017年4月13日に発表した。

デファクトスタンダードが運営している宅配買取サービス「ブランディア」では、真贋判定や査定など、専門知識や経験などこれまで専門性が必要だった。

これらの知識の高い業務をデーターベース化することにより、未経験でも簡単に真贋判定や査定が行える仕組みを作りあげた。

商品撮影・採寸・データ入力といった出品業務を個々に分けることで、クラウドワーカーを活用することができ、繁忙期でも業務が滞らない体制が出来上がっている。

障がい者でも10分~15分で作業可能

これらの業務をシステム化、仕組化することで、未経験の人でも1商品平均約10~15分で出品作業が可能となる。

障がい者が一般企業への就労を目指す場合、障がい者就労支援施設を利用し、一般企業への就労を目指す。

障がい者就労支援施設では、企業での実習の機会、就労希望者の業務スキルのマッチングが課題となっている。

デファクトスタンダードのクラウドワーカー業務は、パソコンやスマートフォンによるデータ入力、撮影作業、梱包作業等など幅広い業務があるため、障がい者就労支援施設が抱えている課題は解決できる。

デファクトスタンダードは、すでに7社の障がい者施設との連携を開始しており、課題やニーズを聞きながら障がい者施設との連携を図る。現在の支援は「就労継続支援A型」が主である。

「就労継続支援A型」は障がい者が企業と雇用契約を結んだ上で生産活動にかかる能力向上・一般就労を目指す。比較的軽い障がい。

「就労継続支援B型」は、重度の障がい。企業との雇用契約はできない。「就労継続支援A型」を目指す。

デファクトスタンダードは、これからも多くの障がい者をクラウドワーカーとして、雇い入れ連携を強化・拡大していく。

(画像はデファクトスタンダードのホームページより)

▼外部リンク

デファクトスタンダード プレスリリース:
http://www.dreamnews.jp/press/0000150735/

デファクトスタンダード ホームページ:
http://www.defactostandard.co.jp/

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