「高齢者」や「子育て中の母親」が業務効率化システム開発で活躍!

2017.03.12
取り巻く社会環境

有限会社T&Kオフィス(以下 T&Kオフィス)はシステム開発を「企業で実務経験豊富な高齢者」や「子育て中の母親」が在宅で行う取り組み開始したことを2017年3月8日に発表した。

高齢化社会と少子化について、日本は2060年には2.5人に1人(内閣府 高齢社会白書より)は65歳以上の高齢者。それに伴い、医療費や介護費などの社会保障費が若い世代に課せられる。

一方、日本の出生率は1.45人(厚生労働省 人口動態統計より)と数字は上がっておらず、国や政府が子育て中の経済負担の軽減や子育てが安心してできる環境整備などの支援を始めている。

中小企業の状況として、日本の企業全体の99.7%が中小企業であるが、大企業に比べてIT化が遅れている。そのため作業効率が悪く、生産性の向上が改善なされていない。

国は中小企業のIT導入助成金制度を実施したが、IT業界の人材不足のためシステム化は進んでおらず中小企業の作業効率化は向上しているとはいえない。

中小企業向け業務システム開発の問題として、一般的なシステム開発会社は中小企業の実務に精通していないため、作り手目線の柔軟性のない実務的でない使いにくいシステムを作ってしまう傾向にある。

一億総活躍社会の実現に向けて

T&Kオフィスは、今を取り巻く環境を考え高齢者や育児中の母親はシステム開発に向いているのでないかと考え、今回の「中小企業向け業務フロー効率化システム」開発に取り入れる。

サービスの特徴

○企業経験豊富な高齢者や育児中の母親が、現場の利用者の目線で使いやすいシステムを開発する。
○在宅勤務のため余計なコストがかからないシステム開発になるので、適正価格でのシステム提供が可能。
○チーム制での開発形態をとるので、子供の病気など急な対応も問題なく開発を続けられる。
○高齢者や育児中の母親は、自分の生活に合わせ、自分の時間と開発の時間を分けることができる。

T&Kオフィスは、高齢者と育児中の母親のシステム開発をまずは首都圏から始め、その後全国に展開していく予定。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

T&Kオフィス プレスリリース:
https://www.atpress.ne.jp/news/123743

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轟吾郎
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