神戸市が学生とNPOをつなぐ施設を開設

2017.02.04
「神戸ソーシャルキャンパス」がスタート

2月2日に、兵庫県神戸市が、同市中央区にある商業ビル「サンパル」の2階に「神戸ソーシャルキャンパス」を開設したと発表した。

同施設は、学生に対して、NPO活動やソーシャルビジネスへの参画、就職や起業を促す役割を担う。

学生の就職や起業の支援も行う

今回神戸市が開設した「神戸ソーシャルキャンパス」では、およそ30名の学生たちによる「学生運営委員会」が運営プログラムについて企画の立案を行い、同施設の事務局を担う「NPO法人しゃらく」と共同で運営を行う。

同施設には、コーディネーターが常駐し、学生を一定期間NPOに派遣するインターンシップを行うなど、学生とNPO法人の橋渡しを行う。

また、学生によるNPO活動やソーシャルビジネスの相談、就職、起業支援、体験ツアー、商店街活性化といった地域課題の解決に取り組むフィールドワークについても実施する。

ボランティア活動や募集に関する情報は、SNSなどの交流サイトで発信する他、学生が集うことのできるスペースを同施設内に常設しており、平成31年度において年間1万人が利用することを想定している。

同市内では、震災をきっかけとして、多彩なNPO活動が展開されており、地域課題の解決に向けた活動に対して若年層がそういった活動に関心を持って、積極的に参画することが、同市の掲げる「若者に選ばれるまち」の実現において、非常に意義のある取り組みであり、今回の同施設開設はその一環となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

神戸市プレスリリース
http://www.city.kobe.lg.jp/

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