厚生労働省、「セルフ・キャリアドック導入ガイダンスセミナー」を開催

2017.10.18
従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する取組に関する事例発表など

2017年10月11日、厚生労働省は、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組である「セルフ・キャリアドック」の導入について、企業の検討を後押しするため、「セルフ・キャリアドック導入ガイダンスセミナー」を開催すると発表した。

セミナーでは、「セルフ・キャリアドック」の導入に取り組んだモデル企業の経営者や人事担当者を迎えて、導入のプロセスや実施の効果などについて事例発表などを行う。

開催スケジュールや開催地・会場は、11月7日(火)に東京のベルサール神保町アネックス(東京都千代田区)、11月20日(月)に札幌のACU-A(アスティ45)中研修室1206(札幌市中央区)、11月27日(月)に大阪のブリーゼプラザ小ホール(大阪市北区)、11月30日(木)に福岡のJR博多シティ10F大会議室(福岡市博多区)である。

なお、参加費は無料だが、事前に申し込む必要があり、申し込みの受付は、10月11日(水)から開始する。

セルフ・キャリアドックとは

セルフ・キャリアドックとは、定期的なキャリアコンサルティングとキャリア研修などを組み合わせて行う、従業員のキャリア形成を促進・支援することを目的とした総合的な仕組みのこと。

従業員にとっては自らのキャリアを考えることで仕事に対するモチベーション向上につながり、企業にとっても人材の定着や従業員の意識向上を通じた組織活性化が期待される。

なお、キャリア研修は、集合形式で研修を行うことで、多くの従業員に効率的にキャリアを考えるきっかけを提供し、キャリアコンサルティングでは、従業員とキャリアコンサルタントが一対一で面談を行うことで、個別従業員の課題を整理し、解決を支援していく。

さらに、フォローアップでは、組織全体で、個別従業員および組織の課題を解決していく。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

厚生労働省 報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180172.html

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高野勤一
高野勤一