本音の奥の本音をレゴで引き出し、組織の連携を強化。「レゴシリアスプレイメソッド」

2017.09.23
飲み会などでは聞けない「本音」がわかる

組織の人材開発・育成支援を手がけるWork-project.は、9月19日、『レゴシリアスプレイメソッド』を活用したワークショップの導入事例を公開した。

『レゴシリアスプレイメソッド』は、デンマークのレゴ社が、スイスIMD・米国MIT・Tufts大学などの協力を得て開発した課題解決手法。飲み会などでは聞けない「本音」や、普段は語るのが恥ずかしい「仕事への思い」がわかるものになったという。

より深く理解するにあたり有効なレゴ

このワークショップは、製造業へのITコンサルティングを行うアビームシステムズ株式会社にて、『レゴシリアスプレイメソッドと教材を活用したチームビルディング研修』として実施された。

参加者は、ファシリテーターから与えられた抽象度の高い「お題」に従って、それぞれがブロックを組み立てる。そして、組み上げたブロックについて他の参加者に説明を行う。

ブロックがなくても話し合うことは可能だが、抽象度の高い「お題」を何もない状態で表現するのは難しい。また、様々なパーツを手に取って組み合わせているうちに、自分の考えも整理することもできる。ブロックによる可視化は、参加者の考えをより深く理解するにあたり有効であるという。

メンバー同士が自発的に取り組むように変化

同ワークショップ導入によりアビームシステムズは、組織メンバーの各人の仕事に対する思いや目標、理想とする職場像を導き出し、組織内での連携を強化することができたという。

通常の会議や飲み会では、話をする人は固定化していく場合が多い。しかしこのワークショップでは、メンバー全員の意見や思いが確認でき、その思いをどのように仕事につなげていけばベストかを考察できる。結果、仕事の進め方や新たな施策展開などについて、メンバー同士が自発的に取り組むように変化したという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

飲み会じゃ聞けない本音が分かる”レゴシリアスプレイメソッド”を活用したワークショップの導入事例 – Work-project.
http://www.work-pj.com/info/lsp02

レゴシリアスプレイメソッドと教材を活用したワークショップの導入事例 – マイベストプロ東京
http://mbp-tokyo.com/work-pj/column/63312/

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高野勤一
高野勤一