「ストレスチェック制度」の運用にソリューション連携

2017.03.27
「はたらく人のストレス対策」、「SmartHR」が連携

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ(以下「IBS」)は、同社が提供するソリューション「はたらく人のストレス対策」と、株式会社KUFU(以下「KUFU」)が提供するクラウド労務ソフト「SmartHR」との連携を、3月24日より開始することを発表した。

IBSの「はたらく人のストレス対策」は、厚生労働省が推奨する【職業性ストレス調査票(57項目)】を使ったストレスチェックと、メンタルを鍛える「コーピング」の実施ができるというもの。

また、KUFUが提供する「SmartHR」は、社会保険や雇用保険の手続きを自動化するもので、従業員情報を入力すると必要書類を自動作成し、総務省が提供するe-Gov APIと連携し、Web上から役所への申請も可能とするものだ。

ストレスチェック制度の運用の課題

今回の提携は、労働安全衛生法の改正にて平成27年12月から施行されたストレスチェック制度の運用の課題が背景にある。

多くの企業で人事・労務担当者がこの制度の実施を担当しているが、メイン業務である人材マネジメントにおいても様々なシステムを使用していることで、業務の煩雑化にもつながっているという。

今後の展開

連携初期段階では、SmartHRから従業員データを取り込み、ストレスチェック制度の実施において利便性を図る。

そして、今後の展開としては、労働基準局への制度対応報告にかかる手続きをSmartHRに集約化し、ストレスチェック制度の法令範囲内で職場の労務データを可視化することにより、職場改善につなげることができる機能の開発を予定している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社インテリジェンス ビジネスソリューションズ
http://www.ibs.inte.co.jp/news/2017/03/24/1647/

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