広島大学が全学内システムをクラウド環境に移行
2015.10.01
9月1日から運用開始
国立大学法人広島大学は、学内基幹システムなどを利用するための電子計算機システムを株式会社日立製作所の提供するクラウドサーバーへ移行し、2015年9月1日から運用を開始した。
日立の技術で「フェデレーテッドクラウド」を実現
同システムは、特長の異なるクラウド環境を組み合わせて統合的に運用する先進的な「フェデレーテッドクラウド」を実現したもの。
同大学はこれまで、複数の大学が有する研究や教育に関するデータを共有する「アカデミッククラウド」に関する検討会や、アカデミッククラウドの構築に関する研究事業に参画。そのような背景と検討の末、多種多様なニーズに応えてきた日立のクラウドを採用したとのこと。
フェデレーテッドクラウド実現とともに管理業務の効率化に成功
また、アカデミッククラウドの実現を推進するとともに、各クラウドの一元管理・監視を行う「フェデレーテッドポータルサービス」と「フェデレーテッドクラウド監視サービス」を活用することにより、同大学の職員がシステム毎に対応してきたシステムの運用・管理業務を大幅に効率化できることになった。
同大学は今後も、ITシステムを強化し、研究や教育に活用し、他大学と連携しながらアカデミッククラウドの実現を進めていくとのこと。
(画像は広島大学Webサイトより)
▼外部リンク
株式会社日立製作所 プレスリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/09/0924.html
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