建設現場の「働き方改革」を実現。デジタル野帳「eYACHO」、NETISに登録

2018.08.08
大林組が共同開発したデジタル野帳

株式会社MetaMoJiは、2018年8月2日、iOS用デジタル野帳『eYACHO(イー・ヤチョウ)』が国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されたと発表した。

『eYACHO』は、同社と大林組が共同開発したデジタル野帳。建設現場における「働き方改革」を実現するスマートデバイスアプリとして登録された。

屋外での利用に適したメモ帳、すなわち「野帳」

MetaMoJiは、研究開発(R&D)機能を有するビジネスインキュベーター。先進的なIT技術をベースとして、個人や組織の活動から製品やサービスに至る多様な情報の知識外化(みえる化)システムを研究開発している。また、それらを基盤とする知的コミュニケーション・システムの開発および事業化も目指しているという。

同社は、2015年8月よりデジタル野帳『eYACHO』の提供を開始している。「野帳(レベルブック)」とは、屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳を指す。『eYACHO』は、従来の野帳の手軽さはそのままに、デジタルの特性である管理機能を大幅に向上させる形で開発された。開発には、大林組の建設業界における知見も活用されている。

建設現場のワークスタイル変革を実現

今回『eYACHO』が登録された新技術情報提供システムは、新技術の活用を推進すべく国土交通省が整備しているシステム。新技術に関わる情報の共有および提供を、目的としている。

MetaMoJiでは今後も、ITの活用によって建設現場のワークスタイル変革を実現するアプリケーションとソリューションの開発を進め、「働き方改革」の実現を支援するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

デジタル野帳「eYACHO」が、新技術情報提供システム(NETIS)に登録 – 株式会社MetaMoJi
http://metamoji.com/jp/?p=6770

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