平成28年3月分、JISを制定&改正

2016.03.24
日本工業規格、146件の制定・改正

平成28年3月22日、経済産業省は平成28年3月分の日本工業規格(Japanese Industrial Standards、以下「JIS」)を規定・改正したことを発表した。今回は、146件の制定・改正があり、その内訳は制定が52件、改正が94件となった。

今回の制定・改正で特に重要なのは、家庭用電気機器の待機時消費電力の測定方法に関するJISの制定、JISZ8210案内用図記号の改正及びJISZ9098災害避難誘導標識システムの制定、工場排水試験方法のJIS改正、路面標示用塗料のJIS改正、非接触ICカードのJIS改正、ウェブコンテンツのJIS改正となる。

JISとは

JISは製品の種類・寸法や品質・性能、並びに安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値等を定めたもので、生産者、使用者及び消費者が安心して品質が良い製品を入手可能にする為に用いられる日本の国家標準の一つ。

鉱工業品の品質改善、性能及び安全性の向上、並びに生産効率の増進等のため、工業標準化法に基づき、日本工業標準調査会の答申を受けて、主務大臣が制定する工業標準である。

(画像はイメージです)

▼外部リンク

経済産業省 ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2015/03/20160322004/20160322004.html

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高野勤一
高野勤一