宮城県労働委員会がPRイベントを開催

2015.09.30
むすび丸を用いたロゴマークも披露

宮城県労働委員会は、個別労使紛争のあっせん制度をPRするイベントを開催する。日時は10月6日の8:30~9:30、場所は仙台市青葉区の東二番丁通・中央通交差点付近。

当日は宮城県労働委員会の委員12人が参加するほか、仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」も登場。一番町平和ビル(旧佐々重ビル)前などであっせん制度のPRカードやポケットティッシュなどを配布する予定だ。

宮城県労働委員会PR用ロゴマークにはむすび丸が用いられ、労働者と使用者を橋渡しするデザインとなっている。紛争の円満な解決を目指す労働委員会の役割について、むすび丸のイメージに重ね合わせて図案化したという。

話し合いによる解決をお手伝い

宮城県労働委員会では、労働者と使用者との間で発生した個別労使紛争の解決に向けたあっせんを実施。あっせん制度とは、紛争解決の専門家であるあっせん員が双方の主張を取りまとめ、自主的な解決や歩み寄りを促すもの。

制度を利用するには簡単な申請書を提出するだけでよく、費用は無料。労働者と使用者の両方が利用でき、迅速・公正・丁寧なあっせんにより問題の早期解決を図ることができる。

解雇、セクハラ、賃下げ、雇い止め、パワハラなど、職場で発生するさまざまなトラブル。使用者側からも「理由なく転勤命令を拒否されて困った」などの相談が相次いでいるという。問題を長期化させないためにも、あっせん制度は効果的だといえるだろう。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

宮城県/宮城県労働委員会の委員によるPRイベントの開催について(労働委員会事務局)
http://www.pref.miyagi.jp/release/ho20150928-4.html

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