社会人必見!仕事で手抜きをするときに押さえておきたいコツは?

2023.12.13

一生懸命仕事に取り組んでいるにもかかわらず、スケジュール通りに仕事が進まないと困った経験はありませんか。場合によっては、仕事の納期が迫っている中で必死になって仕事を進めることもあるでしょう。

そんなときほど、良い意味での「手抜き」がおすすめです。手抜きといえば良くないイメージが先行しがちですが、上手に手抜きをすれば仕事をスムーズに進めやすくなります。

この記事では、仕事で上手に手抜きをした方が良い理由を説明したうえで、仕事で手抜きをするコツやポイントについて説明します。

上手に手抜きをした方が良い理由は?

仕事で上手に手抜きをした方が良い理由は、結果的に仕事の効率性が高まるためです。

このような考え方は意外に感じるかもしれません。なぜなら、一般的には、仕事で良い結果を出すためには一生懸命に仕事に取り組まなければならないと考えられているからです。

しかし、仕事で完璧な状態を追い求めようとすると、一つの仕事に集中しすぎて他の仕事が遅れてしまい、取引先や上司からの信頼を失いかねません。

さらに、仕事に対して常に100%、あるいはそれ以上の力を出して取り組んでいると、心身ともに疲れ切ってしまい、次の仕事で良い結果を出しにくくなってしまいます。

仕事に思いっきり集中することも必要ですが、ときには少ない力で仕事を進めていくという発想も必要です。適度な力で仕事を進めてみると、むしろ良い成果を出しやすくなります。

完璧でなくてもOK!仕事で適度に手抜きをするには?

仕事で適度に手抜きをするために効果的な方法は、あらかじめ作業をリストアップしておき、完全に仕上げなければならない作業と手抜きが可能な作業に振り分けることです。

完全に仕上げなければならない作業は、仕事を完成させるために100%あるいはそれ以上のエネルギーを必要とします。具体的な作業の例としては、社外の取引先から受注した作業や、これまでに経験したことのない新しい作業などがあげられます。

特に、社外から受注した作業は一切のミスが許されないため、迅速に取りかかり、なおかつ慎重に作業を進めなければなりません。また、これまでに経験のしたことがない作業は正確に覚えることが求められるため、気を抜かずに取り組む必要があります。

一方、作業の中には自分の持つエネルギーの60~70%程度で取り組めるものもあります。たとえば、重要度がさほど高くない作業などです。そのような作業は、比較的楽な気持ちで作業に取り組めます。

気軽に仕事に取り組む時間を持ち、気持ちが少しリフレッシュできれば、完全な仕上げが必要な作業に取り組むときに集中力を高められます。

可能であれば、数分程度の小休憩を取ってみる

可能であれば、仕事中に小休憩の時間を確保してみましょう。

多くの企業では、2時間に1回程度の割合で10分前後の休憩を取ることが認められています。しかし、仕事で疲れを感じている場合は、2時間連続で働くことが長く感じるかもしれません。

もし、仕事の合間に数分程度の時間が取れるなら、水分を補給するなどの小休憩を入れてみましょう。少し気分転換をするだけでも、気持ちがリラックスしやすくなります。

企業によっては数分程度の小休憩が認められていない場合もありますが、その場合は、2時間に1回程度の休憩でしっかりと休むようにしましょう。休憩を入れれば仕事に対するメリハリがつきやすく、結果として良い仕事につながります。

まとめ

仕事で手抜きをした方が良い理由は、結果的に仕事の効率性が高まり、良い仕事ができるようになるためです。

仕事で上手に手抜きをするためには、作業をリストアップしておき、完全に仕上げなければならない作業と手抜きをしても良い仕事に分けます。

手抜きをしても良い仕事の例としては、重要度の低い仕事があります。このような作業なら自分自身の60~70%程度のエネルギーで作業をできるため、比較的楽な気持ちで取り組めます。

また、疲れの度合いに応じて数分程度の小休憩を取ることでもリフレッシュしやすくなります。

手抜きは必ずしも悪いものとは限りません。仕事をするうえで手抜きを良い方向にとらえてみると、意外と良い結果を出しやすくなることでしょう。

記事をシェアする

海野空
海野空