仕事と自炊が両立できない！仕事をしながら自炊を続けるコツは？

2023.11.05

仕事が終わって疲れているときほど、夕食を作ることがおっくうに感じるものです。そのため「仕事と自炊の両立は難しい」と感じるのではないでしょうか。

しかし、手際よく料理すれば仕事と自炊の両立は可能です。また、自炊をするとさまざまなメリットが得られます。この記事では、仕事をしながら自炊を続けるポイントについて説明します。

自炊をしてみるとさまざまなメリットがあることに気がつくでしょう。主なメリットをあげてみます。

・節約できる
・健康に良い
・料理のスキルがアップする

自炊をすると節約できます。なぜなら、自炊をすれば野菜や肉などの材料代だけで済むためです。

外食は割高であるほか、コンビニやスーパーなどでお弁当やお惣菜などを買ってきても意外と高くつきます。物の値段が上がっているときほど、外食をしたりお弁当などを買ったりするのを控えて、自炊をすると節約の効果が高まります。

自炊をすると健康に良い効果も期待できます。

外食やスーパーなどのお惣菜は、自宅で調理した料理と比べると砂糖や塩などの味付けが濃い傾向にあります。また、コンビニのお弁当の中には、脂っこいおかずが多いものもあるため「もう少し薄味の方がいい」と感じる場合もあるでしょう。

その点、自炊なら味付けを自分で調整できるため、調味料や油の取り過ぎを防げます。結果として、健康に良い食事を取ることができるため、長い目で見ると生活習慣病の予防にもなります。

自炊をするメリットは料理のスキルがアップすることです。

仕事が終わった後、毎日のように料理をすることは面倒に感じてしまいます。しかし、限られた時間内で料理をすることによって「どうすれば手際よく料理を作れるか」を考えるようになります。

たとえば、お湯を沸かしながら野菜を切るなど、2つ以上の作業を同時におこなえば時間の短縮につながります。さらに、短時間で料理を作っていると、食材を切る作業や調理器具を洗う作業などが自然と速くなります。

「継続は力なり」ということわざもあるように、日々料理をしていると料理のスキルが高まります。

自炊をするとさまざまなメリットを得られることを理解できたのではないでしょうか。しかし、仕事で疲れた後に自炊をするのは面倒に感じてしまいがちです。

ここでは、仕事と自炊を両立させるコツについて説明します。ちょっとしたコツを理解すれば、短い時間で手軽に料理を作れるようになります。

・事前に下ごしらえをしておく
・簡単に調理できるメニューを取り入れる
・数日分の料理をあらかじめ作り置きしておく

料理の下ごしらえとは、料理をしやすいように前準備をしておくことです。

たとえば、野菜の皮をむいたり切ったりすることや、干した椎茸や野菜、海藻などを戻したりすることを指します。

夕食で使う材料の下ごしらえを出勤前のすき間時間におこなっておけば、夕食を作るときにすぐに炒めたり煮込んだりできるため、短時間でできあがります。

仕事が終わった後に料理をする場合は、簡単に調理できるメニューを取り入れる方法もあります。

たとえば、餃子を作るとしましょう。餃子の具材を手作りして餃子の皮に包む作業をおこなうと手間がかかりますが、スーパーに売っている冷凍餃子ならフライパンで焼くだけで済みます。

休日なら時間をかけて手作りの餃子を作っても良いですが、仕事が終わった後で時間が限られている場合は、簡単に調理できるものを利用しても差しつかえありません。

休日のうちに数日分の料理をあらかじめ作り置きしておくと、仕事が終わった後の料理の手間を省けます。

炒め物や揚げ物、煮物は冷蔵庫に入れておくと数日程度の保存が可能です。たとえば、日曜日のうちに月曜と火曜の食事をあらかじめ作っておけば、月曜と火曜は作り置きしておいた食事を電子レンジで温めるだけで済みます。

仕事が忙しくて料理をしている時間がないときほど、あらかじめ作り置きしておくと効果的です。

仕事と自炊を両立させるコツは、仕事が終わった後の料理になるべく時間をかけないことです。

たとえば、夕方の料理に備えてあらかじめ下ごしらえをしておけば、夕方の調理では炒める、焼くなどの簡単な作業で料理ができます。また、焼くだけ、揚げるだけで済む冷凍食品を利用して料理の時間を短縮することも一つの方法です。

さらに、数日分の料理をあらかじめ作り置きしておけば、数日間は料理の手間が省けます。

自炊をするメリットは、節約ができるうえに健康に良いこと、そして料理のスキルも上がることです。一工夫すれば、仕事と自炊を両立させることは十分にできます。自炊をしながら自宅でおいしい料理を味わいましょう。