ウォーキングを始めるなら、メリットや週何回が目安かを知っておこう

2023.10.19

ウォーキングは手軽に始められる点がメリットです。運動不足の解消を目指したり、健康を維持したり、あるいはダイエットのためにと、ウォーキングを始めるきっかけもさまざまではないでしょうか。

ウォーキングが初めての人は「毎日続けなければならないのか」「1回のウォーキングでは何分程度歩くのが効果的か」など、さまざまな疑問が浮かぶことでしょう。

この記事では、ウォーキングの頻度と時間や、ウォーキングに取り組むメリットについて説明します。

始めは週2~3日から、1回30分程度のウォーキングを

ウォーキングを始めるときは、週2~3回程度を目標にしてみましょう。毎日の仕事が忙しくてウォーキングの時間が確保できないとしても、休日を利用すれば週に2日はウォーキングができます。

出勤前や出勤後に時間を確保できるなら、その時間帯を利用してウォーキングをする方法もあります。そうすることで、1週間あたりのウォーキングの回数を増やせます。

また、ウォーキングを始めたばかりの頃は、30分間歩くことが長く感じられるかもしれません。しかし、ウォーキング中はまわりの景色を楽しめます。毎日歩く道のりも、季節のうつろいにともなって徐々に変化していきます。

毎日のように歩いていると、30分間のウォーキングが適度な長さに感じられることでしょう。

ウォーキングをするときは、歩数計やウォーキングアプリを活用すると歩数が表示されるため達成感を得やすくなります。歩数計の中には消費カロリーや歩行距離が表示されるものもあるので、使いやすい歩数計を選んでみましょう。

ウォーキングにはどんなメリットがある?

ウォーキングはさまざまなメリットをもたらします。歩くことによるメリットを下記にあげてみました。

・体力の維持
・生活習慣病の予防
・脳の活性化
・ストレス解消、リラックス効果

体力の維持

ウォーキングをすると体力の維持につながります。その理由は、歩くことによって身体に適度な負荷がかかるためです。

30分程度歩くと酸素の摂取量が増えるため心肺機能が向上するほか、足腰にも適度な負荷がかかるため筋力の維持につながります。

さらに、歩くことによって骨にも良い効果が期待できます。その理由は、歩くと骨に適度な負荷がかかることです。

また、日差しを受けながら歩くと丈夫な骨を維持するために欠かせない栄養素であるビタミンDが生成され、骨が健康な状態を保ちやすくなります。

生活習慣病の予防

歩くことで生活習慣病を予防できます。

生活習慣病の原因として内臓脂肪の増加があげられます。内臓脂肪を減らすためにはウォーキングが効果的です。

内臓脂肪が減少することによって高血圧や糖尿病などの予防につながるため、身体の健康を維持しやすくなります。

ストレス解消、リラックス効果

歩くことは身体の健康を維持するだけでなく、ストレスの解消やリラックス効果など精神的な面にも良い効果をもたらします。

30分程度のウォーキングをすると、さまざまな風景が目に入ってきます。にぎやかな通りを歩いていると元気な気持ちになって、これまで感じていたストレスも落ち着くことでしょう。

また、豊かな自然の中を歩いていると、心が落ち着いてリラックスしやすくなります。ウォーキングをすると良い刺激が得られるため、心も健康な状態を保てます。

脳の活性化

歩くことによって脳が活性化しやすくなります。これは、ウォーキングによる心身の健康効果と関連性があります。

歩くことによって心肺機能が向上し、それによって血流も良くなります。脳にも血流が十分に行き渡るため、脳の働きが良くなるほかに脳卒中のリスクも軽減されます。

また、歩くことは良い刺激となるため、身体のみならず精神的な面にも良い効果をもたらします。それにより脳が活性化されやすくなり、ポジティブな気持ちで過ごせるようになります。

まとめ

ウォーキングを初めておこなう場合は、週に2~3日程度、1回あたり30分が目安です。ウォーキングに慣れてきたら、ウォーキングに取り組む日数を徐々に増やしてみましょう。

ウォーキングは身体の健康のみならず、精神面の健康を保つためにも有効です。体力の維持や生活習慣病の予防効果が期待できるほか、ストレスの解消やリラックス効果、脳の活性化も見込めます。

ウォーキングの効果を高めるためには、定期的に取り組むように意識することがポイントです。気軽にウォーキングをしながら、健康維持を目指しましょう。

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海野空
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