新しい仕事に不安はつきもの!仕事に慣れるために押さえておきたいことは?

2023.08.28

転職して新しい仕事を始めるときは「仕事を確実に覚えられるだろうか」「職場の人間関係がうまくいくだろうか」など、さまざまな不安を感じやすくなります。

特に、初出社の日から数日間は精神的な疲れでストレスを感じることもあるのではないでしょうか。しかし、見方を変えれば、この時期に職場になじめるように心がけると、その職場で仕事をしやすい状態になることでしょう。

この記事では、新しい仕事を始めるときに、仕事に慣れるために押さえておきたいポイントを紹介します。

仕事を始めて1か月は疲れや不安を感じやすい

パーソルキャリア株式会社は、同社が運営す転職サイト「doda(デューダ)」で「転職後に不安を感じること」に関するアンケート調査の結果を公表しています。

それによると、転職後に不安を感じたことがある人は全体の77.4%でした。また、転職後に不安を感じた人に対し、最も不安を感じたときについてたずねたところ、転職後1か月以内と回答した人が86.8%に上りました。

出典:転職サイトdoda(デューダ) 
転職1ヶ月、「新しい職場に馴染む」ためにしたい5つのこと
https://doda.jp/guide/naiteitaisyoku/syokuba/

この調査結果より、仕事を始めてからの1か月間は、誰しも疲れや不安を感じやすいことがわかります。しかし、転職してから1か月を過ぎると仕事の段取りや人間関係に徐々に慣れてくることもあり、強い不安を感じる傾向は徐々に少なくなっていきます。

つまり、転職してから1か月の間に、仕事に慣れて職場になじんでいくことが重要といえます。次の項目では、仕事に慣れるためのポイントについて説明します。

新しい仕事に慣れるために心がけたいことは?

新しい仕事に慣れるために心がけたいこととしては、下記があげられます。

・元気にあいさつする
・指示を受けた業務は確実に処理する
・わからないことがあれば質問する

それぞれの内容についてくわしく説明します。

元気にあいさつする

新しい職場で慣れるための基本は、社会人としての基本でもある「あいさつ」です。

初めて職場の人に会ったとき、元気に朝のあいさつをするだけで、職場の人に対して良い印象を与えることができます。

また、あいさつをするうえで心がけたいことは、相手よりも先にあいさつすることです。先にあいさつすると、相手に積極的なイメージを与えられるメリットがあります。

あいさつは簡単にできるうえに、相手に良い印象を与えやすくなるため、新しい職場で働き始めるときこそ積極的にあいさつをするようにしましょう。

指示を受けた業務は確実に処理する

新しい職場で働き始めるときには、指示を受けた業務を確実に処理することも重要となります。

なぜなら、指示された業務を確実に処理することで、上司の信頼を得やすくなるためです。「何事も最初が肝心」という言葉もあるとおり、最初に職場の人たちから信頼を得られれば、その職場で働きやすいと感じるようになることでしょう。

そして、信頼が得られるほど上司からは新しい仕事を振ってもらいやすくなるため、気がついたときにはその職場において貴重な存在になっているはずです。

わからないことがあれば質問する

新しい職場で仕事を始めるときほど、どのように仕事を処理すれば良いかわからないと感じやすいものです。

そんなときは、わからないことをそのままにせずに遠慮なく質問しましょう。

ときには、質問をすると相手の人からは忙しいからと嫌な顔をされるかもしれません。しかし、わからない状態で仕事を進めて大きなミスをしてしまうことと比べれば、嫌な顔をされてでも質問する方がよほど良いといえるのではないでしょうか。

質問をするメリットは、正しい仕事の方法を早く覚えられることです。わからないことがあったときに質問すれば、確実に仕事ができるようになるため、職場の人からの信頼を得やすくなります。

まとめ

新しい仕事を始めるときほど、不安は大きくなりがちです。その不安をかき消したいなら、初めて出社した日に元気にあいさつすることを心がけましょう。

あいさつすること自体は簡単であるうえに、相手に対して簡単に好印象を与えられます。

そして、仕事を始めたら、上司の指示に基づいて仕事を進めて、確実な成果を出すようにしましょう。仕事中にわからないことがあれば、早めに質問して疑問点を解消することがポイントです。

職場で一生懸命に仕事をこなしていくと、徐々に仕事を覚えられるようになり、知らず知らずのうちに職場の人たちからの信頼を得られるようになるでしょう。その段階に進んだとき、転職後に抱えていた不安はすでに消えているはずです。

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海野空
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