職場に着けていくマスクのマナーやNGは?

2021.06.14

新型コロナウイルスの発生により、マスクをつけて生活するのが当たり前となりました。そのような状況の中で、様々な色や素材のマスクが増え、いまやマスクはファッションの一部といえるような存在となっています。

ただ、多くの会社で「職場にはスーツまたはオフィスカジュアルを着ていくべき」というマナーがあるように、職場につけていくマスクにもビジネスマナーは、存在するのでしょうか。今回は、仕事をする際につるべきマスクやつないほうがいいマスクなどについて解説します。

職場につけていくべきマスクとは

職場につけていくマスクとして一番無難なのは、白いマスクです。清潔感があり、マスクの中では最もオーソドックスな色とされているからです。

実は、色つきのマスクも、大半の人は抵抗がないようにです。パステルカラーのウレタンマスクである「パステルマスク」の生産を行っているクロスプラス株式会社は、2020年12月に「マスクに関するアンケート」を行いました。

同アンケートでの「白以外のマスクに抵抗があるか。」という趣旨の問いに対し、全体の6割以上が抵抗はないと回答したことが明らかになっています。ただ、色が濃いマスクは目立ってしまうので、淡いピンク色や水色など、清潔感がありあまり目立たないパステルカラーのものを選ぶのがおすすめです。

仕事中つけていかないほうがいいマスク

黒マスク
汚れが目立ちにくく、小顔効果もあるといわれている黒マスクですが、仕事中につけるのはあまりおすすめできません。黒という色は、相手に威圧感を与え、怖がられてしまう可能性があるからです。

職場によっては、着用可能な場所もありますが、クライアントや顧客に会ったり、ビデオ通話をしたりする予定があるのであれば、なるべくつけないようにしましょう。

柄の入ったマスク
オシャレな柄の入ったマスクも、良い印象を持たれづらいです。例えるのであれば、スーツの下に柄物のシャツや靴下を履いているのと同じような状態です。ファッション関連の職場であれば、許されるかもしれませんが、それ以外の職種の場合は、なるべく避けたほうが良いかもしれません。

職場で注意すべき3つのマスクマナー

上司やクライアントに不快な思いをさせないためには、マスクの色やデザインだけでなくマスクの着用マナーを守ることも重要です。この項目では、気をつるべきマスクの着用マナーについてご紹介します。

1.マスクを正しく着用する
マスクを着用する際は、鼻を出したり顎にかけたりしないように注意しましょう。鼻や口を出したままにしていると、相手に飛沫が飛んでしまうからです。

2.替えのマスクをいくつか持っておく
白の紙マスクは、汚れが目立ちやすいです。特に女性の場合、ファンデーションや口紅がついて、マスクが汚れてしまうことが多いです。そのため、清潔感のある見た目を保つためにも、替えのマスクをいくつか持ち歩くようにしましょう。

3.机に直置きしない
食事などでマスクを外す際は、机の上に直置きせず、マスクケースに入れるようにしましょう。口や鼻のついたものを直接机に置くのを見ると、不快な気持ちになる人も多いからです。また、使い捨てマスクだからといって、飲食店にマスクを置いて帰るのも、お店の人に迷惑をかけてしまうので、絶対に辞めましょう。

まとめ

今回は仕事でつけていくべきマスク、つけないほうがいいマスク、注意したいマスクマナーについてご紹介しました。仕事につけていくマスクは、白やパステルカラーの無地のマスクを選びましょう。

黒マスクや柄のついたマスクは、一見オシャレにも見えますが、相手に威圧感や不快感を与える恐れがあるので、職場につけていくのは、あまりおすすめできません。

また多くの人が、新型コロナウイルスへの感染の恐怖と闘いながら仕事をしています。相手を不安な気持ちにさせないためにも、マスクのデザインだけでなく、基本的なマスクマナーを守ることも大切です。

(画像はぱくたそより)

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高野勤一
高野勤一