テレワークで使うパソコンは定期的にメンテナンスが必要!初心者におすすめのやり方は?

2021.03.15

新型コロナウイルスの流行によって、テレワークを導入する会社が増えてきています。

テレワークをすることで会社に出社しなくて済む反面、ほぼすべての仕事をパソコン上で行うため、作業するパソコンの動作が重かったり壊れてしまうと、仕事に支障をきたしてしまいます。

仕事を円滑に進めるために、パソコンを定期的にメンテナンスしましょう。今回は初心者でもできる簡単なメンテナンス方法をご紹介していきます。

パソコンの放電と周辺機器の清掃

パソコンは電子機器であるため、使用しているとどうしても帯電します。帯電はパソコンの動作不良やエラーを引き起こす要因になるため、定期的に放電して電気がたまらないようにしましょう。

ノートパソコンは「電源オフ」「バッテリーを外す」「電源コードを抜く」、デスクトップパソコンは「電源オフ」「電源コードを抜く」の手順を踏んだあと、1~5分待ちます。

パソコンや周辺機器の清掃も大切です。パソコンは使用中に熱が発生するため、空気循環を行って温度を下げる装置が内部に備わっています。その装置にホコリやチリがたまってしまうと、空気循環がうまくできず、動作不良につながってしまいます。

エアダスターやブラシを使い、パソコン本体、キーボード、マウスについた汚れを落とします。無理に分解しようとせず、手の届く範囲でやるだけでも十分です。

ソフトウェアの整理をする

頻繁に使うソフトウェアと不要なソフトウェアを整理しましょう。

頻繁に使うソフトウェアは、最新のアップデートがないかチェックし、ある場合はアップデートを欠かさず行います。アップデートすることで、ソフトウェアの不具合や欠陥を自動で修正してくれます。

一方で不要なソフトウェアはアンインストールします。使っていないのにパソコンに残しておくと、他のソフトウェアの動作を圧迫しパソコンに負荷がかかってしまいます。

ブラウザのキャッシュをクリアする

ブラウザのキャッシュとは、インターネットのアクセス履歴のことです。キャッシュがたまるとパソコンの動きが遅くなるので、定期的にクリアするようにしましょう。

メモリー容量のチェック

ソフトウェアを動作させるとメモリーを使用します。複数のソフトウェアを動作させてパソコンのメモリー容量を圧迫すると、動作が遅くなってしまいます。

定期的にメモリー容量をチェックし、空きが少なくなっているようであればメモリーの増設をすると良いでしょう。なお、使っているパソコンのメモリー容量は、Windowsでは「タスクマネージャー」、Macでは「アクティビティモニタ」を開くことでチェックできます。

メンテナンスの前にはバックアップを!

上記のメンテナンスを行う際は、事前にデータのバックアップを取っておきましょう。メンテナンス中にデータが消えてしまっても復旧することができます。

バックアップの方法は大きく分けて三つです。

一つは「USBメモリ」「SDカード」などの小型の外部メモリです。容量は小さいですがその分価格もやすいのでバックアップするデータが少ないときにおすすめです。

二つ目は「HDD」「SSD」といった外付けのハードディスクです。小型の外部メモリに比べると価格は高いですが容量が大きいので、バックアップするデータが多いときにおすすめです。

三つ目はオンラインストレージです。インターネット上にデータを保管できるサービスです。無料で利用できるサービスも多いですが、セキュリティがしっかりしているサービスを利用しましょう。

まとめ

定期的にメンテナンスをすることでパソコンの動作不良やシステムエラーのリスクを減らすことができます。

今回紹介したメンテナンス方法は、初心者でも実践しやすいものなので、ぜひチャレンジしてみてください。

(画像は写真ACより)

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高野勤一
高野勤一