保育の人材サービスを手がけるアスカグループ、仙台駅前に新オフィスをオープン

2018.04.23
東北地方の保育士不足に対応すべく

株式会社アスカグループは、2018年4月24日、仙台市の仙台駅前AER19階にて新オフィスをオープンする。

同社は、保育園などへの人材派遣・紹介事業を展開している企業。仙台の新オフィスは、仙台市を中心とした東北地方の保育士不足に対応すべくオープンするという。

深刻な状態である宮城県の保育士不足

厚生労働省が2017年9月に発表したデータによると、仙台市内には232人、宮城県内では790人、東北地方全体では1692名の待機児童が存在する。中でも仙台市は、全国市町村の中で待機児童数が25番目に多い市町村となっている。

こうした状況にあって、仙台ハローワーク算出による保育士の求人倍率は、宮城県全体では3.18倍、仙台市では3.29倍に達した。全国平均の2.76倍と比較すると、宮城県の保育士不足は全国の中でも深刻な状態であり、保育士の確保が急務となっている。

人材不足解消と待機児童問題解決を目指す

アスカグループによる仙台市の新オフィス開設は、こうした状況を受けて行われたもの。同グループは、創業時より保育系の人材サービスを手がけきた。新オフィスではその経験ノウハウを活用し、東北各県の保育の人材不足解消および待機児童問題解決を目指すとしている。

なお同社は、今秋には札幌支店も出店する予定だという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

保育の人材サービス、アスカグループが4月24日仙台駅前AERに新オフィスオープン – 株式会社アスカグループ
http://www.asuka-hu.co.jp/

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