アデコ、宮城県において障がい者の雇用を予定・検討している企業を支援

2018.04.18
「就労移行支援事業所機能強化事業」実施事業者

アデコ株式会社は、2018年4月16日、宮城県「平成30年度就労移行支援事業所機能強化事業」の実施事業者に選定されたと発表した。

同社は、世界最大の人財サービス企業であるアデコグループの日本法人。同事業は、同県内の就労移行支援事業所および障がい者の雇用を予定・検討している企業を対象として実施されるものであり、アデコは前年度に続いて選定されている。

長期間勤務を可能にする支援も求められている

宮城県における平成28年度の就労移行等実態調査によると、就労移行支援事業所を退所して就職した障がい者の人数は、173名を記録。しかしその一方で、離職者も75名に達した。同県の障がい者雇用では、雇用の場の確保・拡大と共に、長期間勤務を可能にする支援もまた、求められている。

「就労移行支援事業所機能強化事業」は、こうした状況を受けて実施されるもの。同事業では、就労移行支援事業所と企業の相互交流や連携を図り、障がいのある人が安心して働き続けられるよう連携した取り組みを推進する。また、就労移行支援事業所における企業開拓をはじめとした課題を個別に解決し、事業所同士の相互交流と連携も促す。

全ての働く人々のキャリア開発を支援

同事業においてアデコは、支援対象となる就労移行支援事業所および企業へのコンサルティングを実施。またコンサルティングの結果から職場環境の向上をサポートし、障がい者が長期にわたって働くことができる環境の構築を支援する。

同社はこれまでも、官公庁や地方自治体が主導する事業を多数受託した実績を持つ。それらの実績で得たノウハウを最大限に活かし、同社は今後も全ての働く人々のキャリア開発を支援するとしている。

(画像はアデコの公式ホームページより)

▼外部リンク

アデコ株式会社
http://www.adecco.co.jp/

アデコ、宮城県「平成30年度就労移行支援事業所機能強化事業」を受託 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

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