働く大人の夏休み事情 今年の平均取得日数は3.9日間

2016.07.21
株式会社マクロミル、インターネット調査を実施

19日、株式会社マクロミルは、「今年の働く大人の夏休み事情」として調査結果を発表した。

今年から、8月11日が新しく国民の祝日「山の日」に制定された。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」である。この「山の日」施行の恩恵を受け、長期休暇がとれる人はどの程度いるのだろうか、という素朴な疑問からアンケートが実施された。

調査は、7月7日(木)インターネットにより、マクロミル提携モニターである全国の20歳~59歳の働く男女のうち、職業が会社員又は公務員に限定して調査を行った。回答結果は971人から得たものである。

理想の夏休みと取得予定

まず、理想の夏休み期間を尋ねたところ、最も多い回答は7日間(28.9%、281人)で、2位は10日間(19.6%、190人)、3位は5日間(16.8%、163人)と続いた。

取得予定日数を、理想とする7日間以上取得すると答えた人は14.8%、144人いたが、現実は厳しく、平均取得予定日数は3.9日間であり、最も多かったのは0日(夏休みを取得する予定はない)が19.2%、186人にのぼった。未定であると答えた人も13.2%、128人を数えた。

なお、業種別にみると、取得予定日数が最も長かったのは「製造業」で4.7日間(19.6%、190人)、最も短かったのは「医療・福祉業」で2.3日間(14.9%、145人)であった。

新たな国民の祝日「山の日」制定の影響は

「山の日」制定による影響について尋ねたところ、「山の日」の恩恵を受けて夏休みが長くなる人は、わずか16.9%、164人であった。

国民の祝日が増えたとしても、夢の大型連休の実現には、まだまだ遠いようである。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社マクロミル「HoNote」
http://www.macromill.com/honote/20160719/

記事をシェアする

小野陽子
小野陽子