過労死等防止対策推進シンポジウム、11月を中心に全国47都道府県で開催

2017.10.14
厚生労働省が主催

株式会社プロセスユニークは、10月5日、『過労死等防止対策推進シンポジウム』開催についてのプレスリリースを発表した。

同シンポジウムは、厚生労働省の主催により、11月を中心に全国47都道府県にて随時開催されるもの。プロセスユニークは、シンポジウム委託事業者となっている。

人材定着のためにも、過労死防止策を探る

近年、過重労働が深刻な社会問題となっている。背景としては、人手不足状態に陥る業種の増加などが挙げられる。労働時間管理やメンタルヘルス対策などについて、具体的な取り組みを進めるためにどうしたらよいか悩んでる企業も多いと、プロセスユニークは考える。

『過労死等防止対策推進シンポジウム』は、こうした状況へ対応すべく開催されるもの。同シンポジウムでは、「長時間労働の削減」「職場におけるメンタルヘルス対策の推進」「過重労働による健康障害の防止」「職場のパワーハラスメントの予防、解決」「働き方の見直し」「相談体制の整備」という視点から、長時間労働の削減などを考察。人材の定着のためにも、過労死防止策を探るとしている。

過重労働の「現実」を知ることができる

同シンポジウムは、弁護士による裁判事例の紹介や、過労死した人遺族による体験談など、過重労働の「現実」を知ることができる点が、一番の特徴だという。企業の人事担当者に加えて、「働き方改革」に関心をある人など幅広い層を対象として開催するという。

なお日程や会場の詳細は、プロセスユニークのサイトに掲載されている。

(画像はプロセスユニークの公式ホームページより)

▼外部リンク

過労死等防止対策推進シンポジウム – 株式会社プロセスユニーク
https://www.p-unique.co.jp/karoushiboushisympo/

【厚生労働省主催】過重労働の現実とその後~企業ができる対策とは – 共同通信PRワイヤー
https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201710056509/

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高野勤一
高野勤一