ベネッセが仕事と介護の両立を考える「Work&Care研究会」を立ち上げ
2015.07.06
株式会社ベネッセシニアサポートは、仕事と介護の両立を考える「Work&care研究会」を創設。企業の人事やダイバーシティ担当者などの参加を呼びかけている。
家族の介護や看護などを理由に離職する人は、年間約10万人に上ると言われる日本。団塊の世代が後期高齢者となる2025年が近づくにつれ、企業においても「仕事と介護の両立支援」は必要だと言わざるを得ない。
同社ではこうした企業の介護離職問題解消のため、4月より法人を対象とした仕事と介護の両立支援事業を開始。介護事業における20年もの実績やノウハウを活かし、従業員向けのセミナー、企業専用の情報サイト、電話・メール相談、出張相談会などを実施している。

「Work&care研究会」では、「仕事と介護の両立支援」をテーマに、介護問題の専門家や弁護士、医師などによるセミナーを実施。問題解決に向けて学び合う場として、多くの企業担当者が参加している。
次回の開催日は7月13日。「企業として育児や介護の問題にどこまでの配慮が必要か」を題材に、弁護士の山中健児氏が解説する。人事担当者の視点から、介護問題を抱える社員に対して企業はどのような責任を持つべきなのか考える。
参加費は無料。疑問点などはプロに相談することができ、参加者同士の意見交換も有意義。知識を深めることで、自社における介護問題へのアプローチ方法を見いだすことができそうだ。
(画像はベネッセのワークアンドケアのホームページより)
▼外部リンク
株式会社ベネッセシニアサポート ニュースリリース
http://www.benesse-senior-support.co.jp/images/
ベネッセのワークアンドケア/Work&care研究会のご案内
https://kaigo-sodanshitsu.jp/biz/lp/study
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