従業員のキャリア形成支援、約4割が「効果が分からない」と回答

2024.05.28
キャリア形成支援の課題とは

マンパワーグループ株式会社は、従業員のキャリア形成支援の効果について調査した結果を2024年5月27日に発表した。

人材確保という観点から、企業がどのようにキャリア支援を行っているのか、企業の人事担当者および経営者から266件の有効回答をまとめている。

「キャリア自律」調査

従業員のキャリア形成を「実施している」との回答は全体で50%。しかし企業規模別にみると、従業員数1,001名規模の企業は76%、301~1,000名規模は47%、300名以下は30%となり取り組みには差が出ている。

キャリア形成支援の効果が「十分に出ている/出ている」との回答は35%、一方で43%が「分からない/何とも言えない」と回答した。

実際に「キャリア形成支援」を検討・企画・推進する上での課題で最も多いのは「現状の施策や取り組みの効果がみえづらい」47%であった。ほかにも「従業員が必要性を感じていない」「具体的な目標や達成指標が定められていない」がともに32%となっている。

定期的な効果測定、見直しを

一般的にキャリア形成は複数の施策の組み合わせが必要で、効果が出るまでには少なくとも4~5年はかかる。そのため調査報告では、定点的に効果測定を行い、課題を洗い出した上で見直しを行っていく必要があるとしている。

今後は一部の社員だけでなく、年代層に合わせたキャリアアップ支援や意識醸成が求められると指摘した。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

マンパワーグループ株式会社のプレスリリース
https://www.manpowergroup.jp/

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高野勤一
高野勤一