SPACE WALKER、人材確保などに向けて新人事制度を導入

2024.05.06
東京理科大学発のベンチャー、SPACE WALKER

株式会社SPACE WALKERは、2024年5月2日、同年4月より新人事制度を導入したと発表した。

同社は、革新的な宇宙輸送システムとして有翼式再使用型ロケットの開発に取り組む東京理科大学発のベンチャー企業。今回の新人事制度導入は、プロジェクトの推進力向上や優秀人材の確保を目的としており、給与水準の引き上げやフレックスタイム制の導入などが行われている。

プロジェクトの推進力向上および優秀人材の確保を図る

同社は、「誰もが飛行機に乗るように自由に地球と宇宙を行き来する未来」の実現を目指し、有翼式再使用型ロケットを『ECO ROCKET』として開発している。また、宇宙開発に必要な軽量化技術を転用する形で、次世代複合材タンクの開発・製造・販売も展開。持続可能な宇宙輸送手段の提供と地球の脱炭素化に取り組んでいる。

こうした事業を展開するにあたり同社は、プロジェクトの推進力のさらなる向上および優秀な人材の確保が必須であると判断。そのためには、従業員が快適かつ意欲的に働ける環境の整備が有効であると考えた。そこで今回、社内制度の改革として新たな人事制度を導入するに至っている。

宇宙輸送システムの開発をさらに加速

同社が2024年4月より導入した新人事制度では、まず給与水準を基本給の10%以上引き上げる。また、住宅手当制度/フレックスタイム制/職務発明報奨金といった制度も新たに導入。通勤手当についても見直しが行われた。

同社は今後も人的資本への投資を強化することで、革新的宇宙輸送システムの開発をさらに加速させるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

2024年4月より10%以上の給与水準引き上げを含む新人事制度を導入 – 株式会社SPACE WALKER
https://space-walker.co.jp/news/news/20240502.html

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人