エンゲージメント向上に必要な施策、重視するテーマは「成長」が68.3%

2023.01.13
学ぶ・働くを高めるエンゲージメント

株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、同社が行ったJ.H.倶楽部セミナー「学ぶ・働くを高めるエンゲージメント」において、参加者120名にアンケート調査を行い、2023年1月10日に結果を発表。エンゲージメントに対する考え方などを明らかにした。

エンゲージメントに「不安」65.0%

調査で「自社のエンゲージメント向上施策の状況」について聞いたところ「不安」は21.7%、「どちらかといえば不安」は43.3%となり、合わせると65.0%に上った。

エンゲージメントサーベイ(エンゲージメントのスコアリング)の頻度は「1年に1回」が35.0%、「実施していない」が33.3%でほぼ同率となっている。エンゲージメント向上の施策に不安を感じていることも合わせると、施策を行っている企業が多くないことが推測される。

エンゲージメントで重視するもの「成長」68.3%

エンゲージメントが高まる要因として重視しているものは、「成長(研修機会、スキルや知識提供等)」の回答が68.3%、「仕事へのやりがい」が66.7%、「組織文化(理念浸透・ビジョンなど)」が64.2%であった。

レポートでは、学びを仕事に生かせる環境はやりがいを高め、エンゲージメントに効果的であること、エンゲージメントの要因となるさまざまな領域を複合的にアプローチしながら、学び・経験・成長を循環させる組織文化を形成していくことが必要だと報告している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本能率協会マネジメントセンターのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000082530.html

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高野勤一
高野勤一