世界の若者の抱く大志 – 就職についての意識調査
2016.08.17
日本の若者に必要な「自信」
世界最大の人材サービス会社のアデコグループが、若者の就職に対する考えについての意見調査結果を発表した。
対象はアデコグループが18歳から30歳までの世界13か国より、9572名をとなり、国際ユースデーに合わせて8月12日に発表された調査となる。

就職についての若者の意見
若者の就職に対する回答結果として、77.47%の回答者が、学業を終えて就職先は1年以内に見つけられると考えていると回答した。
国別にみるとスペインは、若年層の失業率が高いことから45.8%にとどまったが、就職先が1年以内に見つけられると回答したのはスイスが第1位の89.66%、次いでアメリカの84.38%となった。
日本の若者に必要なもの
学生の間に就職に必要なスキルが身についていると回答したのは、89.1%でドイツの若者が第1位となった。一方で日本の若者は31.54%と調査の中で最も低く、自分自身に自信がない結果となった。68.45%の回答者が理想の職業があると回答する中で、キャリアをスタートするために必要スキルの優先順位を理解する必要がある。
また変化の多い現代の職場で学び続ける意欲、社会的知性が重要であるとし、国ごとの若者の失業問題の取り組みが必要であると言える。
▼外部リンク
アデコグループ、世界の若者の就職に対する意識調査の結果を発表
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000001264.html
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