エン・ジャパンが「夏季賞与」についてアンケート調査を実施

2024.06.20
中小企業全体の87%が「支給予定」と回答

エン・ジャパン株式会社が従業員数300人以下の企業の人事担当者を対象(有効回答数:210社)に、運営する人事向け総合情報サイト「人事のミカタ」において、「夏季賞与」についてアンケート調査を実施。その結果を6月17日に発表している。

同調査において『2024年、夏季賞与は支給予定ですか?』と質問したところ、「支給予定」が全体の87%となり、2022年の調査結果比で10ポイント増加していることが分かった。

また、『夏季賞与を「支給予定」と回答した企業に伺います。昨年(2023年)の夏季賞与と比較し、支給額に変動はありますか?』と聞くと、「増額予定」が全体の43%という結果が得られている。

『夏季賞与を「増額予定」と回答した企業に伺います。夏季賞与を増額する理由をお教えください。(複数回答可)』と質問したところ、「ベースアップ(基本給の増加)の影響」が25%で最多。「社員の意欲向上」が19%、「業績が好調」と「物価上昇への対応」が同率の17%などと続いた。

賞与支給の悩み1位は「社員モチベーションへの影響」

『社員への賞与支給に関して、悩みや課題をお教えください。(複数回答可)』と質問したところ、「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」が最も多く20%。次いで「社員への評価・賞与の査定基準への悩み」が19%、「業績不振など、原資確保の悩み」が16%などといった結果が得られている。

また、『昨年(2023年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できていますか?』と聞くと、「非常に感じる」が全体の2%、「どちらかというと感じる」が27%で、「感じる」が全体の29%に留まるっていることが分かった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

エン・ジャパン株式会社 プレスリリース
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2024/37572.html

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高野勤一
高野勤一