人事制度を理解している社員は仕事へのモチベーションも高い傾向に

2024.04.29
人事制度に関する調査

株式会社コーナーは、「人事制度に関する調査」を実施し、正社員で働く618名の回答をまとめ2024年4月25日に結果を発表した。人事制度への理解と仕事へのモチベーションは比例することが明らかになった。

一般社員の理解度が低い傾向に

人事制度を「理解している」と回答した部長クラスの社員は50.0%、「やや理解している」は34.4%だ。一方、一般社員で「理解している」のは14.0%、「やや理解している」は38.3%となった。

役職を持つ社員の8割以上が理解している反面、一般社員は半数以上が理解していないことが分かった。

人事制度を理解している・やや理解していると回答した正社員の86.6%が「働くモチベーションが高い」、88.8%が「各従業員視点の生産性が高い」と回答している。

人事制度への理解と働く意欲の相関性

一方で働くモチベーションが低い社員の人事制度の理解度は40.3%、従業員視点の生産性が低い社員では38.6%となっている。「コミットメント」「会社への愛情」などの項目でも同様の傾向が見られることが明らかになった。

ただし、人事制度を理解していると回答した正社員でも具体的な項目においては完全に理解していない傾向がうかがえる。特に「評価サイクル」「評価基準」「等級数」「昇格/降格基準」といった直接収入に影響しない制度への理解があいまいになっていると指摘している。

(画像はプレスリリースより)
出典元:株式会社コーナー

▼外部リンク

株式会社コーナーのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000045656.html

株式会社コーナーの公式ホームページ
https://www.corner-inc.co.jp

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高野勤一
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