Thinkingsが「2023年度の採用活動におけるAI活用」に関する調査を実施

2024.04.02
全体の43.0%が採用活動で「AIツール」を活用

Thinkings株式会社が2月に、企業の人事・採用担当者200人を対象として「2023年度の採用活動におけるAI活用」に関する調査を実施。その結果を3月27日に発表した。

同調査において『ChatGPTなどのAIツールを活用しましたか?』と質問したところ、「活用した」との回答が全体の43.0%、「活用していない」が53.5%となっている。

また、「活用した」と回答した人に『どの領域でAIツールを活用しましたか?特に活用したものを3つまでご回答ください。』と質問すると、「求人票の制作」との回答が60.5%で最多。「スカウト」と「WEB面接」が同率の31.4%、「選考の評価」と「適性検査」が同率の27.9%などと続いた。

AIツールで「採用人数」の目標達成は81.4%

前述の質問においてAIツールを「活用した」、「活用していない」と回答した人に対し、『目標の「採用人数」を達成することができましたか?』(新卒/中途採用は問わず)と質問したところ、「活用した」人では「達成した」との回答が81.4%、「活用していない」人では「達成した」との回答が47.7%という結果が得られている。

また、『採用した「人材の質」は目標を達成することができましたか?(人材の質とは経歴やスキルといった人材の能力面)』と聞くと、「活用した」人では「達成した」との回答が74.4%、「活用していない」人では「達成した」との回答が46.7%となった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Thinkings株式会社 プレスリリース
https://thinkings.co.jp/news/20240327_research/

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高野勤一
高野勤一