学研ホールディングスが「リスキリングに対する労働者の現場の意見調査」を実施

2024.03.27
既にリスキリングをしているのは全体の38.7%

株式会社 学研ホールディングスが3月5日から3月12日にかけ、運営する「スキルアップ研究所」において会社で働く社員(回答数:163)を対象に、「リスキリングに対する労働者の現場の意見調査」を実施。その結果を3月22日に発表した。

同調査で『リスキリングへの熱意はどれくらいありますか?』と質問したところ、「非常にある(27人)」との回答が全体の16.6%、「ある(54人)」が33.1%などとなり、「ある」という回答が全体の49.7%を占める結果が得られている。

また、『現在リスキリングをしていますか?』と質問したところ、「既に取り組んでいる(63人)」との回答が全体の38.7%、「今後取り組んでいく予定である(69人)」が42.3%、「今後も取り組む予定はない(31人)」が19.0%などとなった。

「資格取得の支援をしてほしい」との回答が最多

『リスキリングをするために、会社に最も何を求めますか?』と質問したところ、一番目・二番目にしてほしいことの合計が「資格取得の支援をしてほしい」との回答において最も多く83人。「リスキリングのための補助金を出してほしい」が70人、「リスキリングをしたことを評価制度に入れてほしい」が49人などと続いた。

スキルアップやキャリアアップを目指す上で、資格取得は具体的な目標や実力の証明となるため、労働者から強く求められていることが窺える結果となっている。

出典元:スキルアップ研究所調べ
(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

スキルアップ研究所 リスキリング レポート
https://reskill.gakken.jp/3315

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高野勤一
高野勤一