ヘイズ・ジャパンが採用における生成AIの利用状況について調査を実施

2024.01.31
採用で「最小限かつ慎重に活用している」が16.2%

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(以下、ヘイズ・ジャパン)が2023年9月から11月にかけ、日本の人材1,554人と企業328社を対象に、採用における生成AIの利用状況について調査を実施、2024年1月25日に発表している。

同調査において『採用プロセスでどの程度AIを活用していますか?』と質問すると、「大きくAIに頼っている」との回答が全体の3.4%、「特定の段階で適度に利用している」が10.2%、「最小限かつ慎重に活用している」が16.2%。

「使用していないが来年中に検討したいと考えている」が18.8%、「使用しておらず、今後1年間も活用する計画はない」が51.5%という結果が得られた。

29.6%のみが将来の変化に備えるためにAI導入

同調査では、人事担当者全体の68.8%が業務遂行に役立つAIツールの利用を支持している一方で、それぞれの組織が近い将来起こりうるであろう変化に備えるべくAIを導入しているのは、全体の29.6%にとどまっていることが分かった。

また、採用にAIを使用している企業全体の21.5%が、AI採用ツールの偏りをネガティブに評価しているのにも関わらず、上司や企業からAIツールの使用に関する方針を受け取っていない人事担当者が全体の77.6%に上っていることも分かっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 プレスリリース
https://www.hays.co.jp/

記事をシェアする

高野勤一
高野勤一