採用活動でのAI利用、採用担当者と就活生それぞれの受け止め方とは

2023.12.07
「採用・就活とAI」調査

Thinkings(シンキングス)株式会社は、「採用・就活とAI」に関するアンケート調査を実施し、結果を2023年12月5日に発表した。

採用活動でAIを活用したことがある担当者200名、AIが活用されていることを知っている24卒の就活生200名それぞれに回答を求めたものだ。

採用担当者の意識と使い方

AIを活用したことで採用活動の質が「高まった」と回答した採用担当者は28.5%、「やや高まった」は53.5%である。

AIを活用した業務は「求人票の作成」が48.5%、「採用の企画」が47.5%、AIを活用したほうがよいと感じる業務も同じ回答が上位となった。

人が対応したほうがよいと感じる業務で最も多いのは「スカウト」が27.5%、「面接」27.0%、「候補者への連絡など」「選考に関わらない面談」が同率の24.5%だ。

就活生が考える有効性とは

一方で、採用活動でAIを活用している企業をどのように受け止めているか聞いたところ「歓迎する」34.0%、「やや歓迎する」44.5%で合わせると78.5%だ。

最終面接を含むすべてのプロセスでAI判定が有効と感じている企業は64.0%、それに対し学生の反応は、「AI判定を重視/有効」としているのは23.5%、「AIを参考に人が判定してほしい」55.5%、「AIを使わず人が判定してほしい」13.5%であった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Thinkings株式会社のプレスリリース
https://thinkings.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一