リスキリング・アンラーニング起点の人材育成と組織開発調査を実施

2023.11.04
全体の24%がリスキングを組織的に推進

総合人材サービスを展開するマンパワーグループ株式会社が、8月4日から8月17日にかけて、HR総研(ProFuture株式会社)と企業の人事担当者および経営者を対象に、「リスキリング/アンラーニングを起点とする人材育成と組織開発」に関する共同調査を実施。その結果を10月30日に発表した。

同調査において『リスキングの実施状況(全体/企業規模別)』を調べたところ、「行っている」との回答が全体の24%、「行っていない」が76%となっていることが分かった。

また、『企業規模別:1001名以上』を見ると、「行っている」との回答が全体の39%、「行っていない」が61%、『企業規模別:301~1000名』では「行っている」が17%、「行っていない」が83%、『企業規模別:300名以下』では「行っている」が15%、「行っていない」が85%という結果が得られている。

アンラーニングの実施は全体の9%にとどまる結果に

『アンラーニングの実施状況(全体/企業規模別)』を調べると、「行っている」との回答が全体の9%にとどまり、「行っていない」が91%に上った。

また、『企業規模別:1001名以上』を見ると、「行っている」との回答が全体の17%、「行っていない」が83%、『企業規模別:301~1000名』では「行っている」が6%、「行っていない」が94%、『企業規模別:300名以下』では「行っている」が4%、「行っていない」が96%という結果が得られている。

更に『人材育成全般の課題(全体)』を調べたところ、「従業員のキャリア自律意識を高められていない」との回答が最も多く47%。「管理職層のキャリア自律意識を高められていない」が41%、「キャリア支援を行うノウハウ・知識が社内で不足している」が37%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

マンパワーグループ株式会社 プレスリリース
https://www.manpowergroup.jp/

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高野勤一
高野勤一