人事データの管理方法について調査、約半数が「課題がある」と回答

2023.10.27
人事データ管理の実態

jinjer株式会社は、「人事データの管理方法」に関する調査を行い、結果を2023年10月26日に発表した。働き手が少ない状況で、どのように人材を活用し運営しているか、人事データを扱う担当者・課長・部長、経営者533名の回答をまとめている。

「活用できていない」51.9%

戦略的に人事データを「活用できている」と回答したのは9.2%、「一部課題はあるが活用できている」は39.4%、「あまり活用できていない」「活用できていない」は合計で51.9%だ。

活用できている企業の人事データの管理方法を聞いたところ「ある程度集約して管理しているが、個別で管理しているデータもある」49.4%、「一元管理できるデータベースがある」33.6%が多くあげられた。

活用できていない企業の回答は、「人事データの管理について把握できていない」が36.1%、「ある程度集約して管理しているが、個別で管理しているデータもある」が20.8%だ。

また「部門ごとに独立してデータを管理」、「担当者ごとに独自で管理」が同率で17.5%となっている。

「課題を感じている」62.0%

人事データを独立して管理している企業に、データが散在していることに「課題を感じている」との回答は62.0%。

課題のポイントは「どのデータが最新で正確か容易に判別できず、データの信頼性が担保できない」44.7%、「リアルタイムで情報にアクセスできないため、スピーディな意志決定ができない」40.1%などが多くあげられた。

(画像はプレスリリースより)
出典元:jinjer株式会社

▼外部リンク

jinjer株式会社のプレスリリース
https://jinjer.co.jp/

jinjer株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000089626.html

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高野勤一
高野勤一