企業のデジタル化・DX化はZ世代の仕事のモチベーションに影響あり?

2023.10.04
新卒入社の離職・転職とDX化の関係

株式会社カミナシは、「新卒で入社した企業におけるDX推進実態と就職・転職の動向」に関する調査を実施。「デスクワーカー」200名、「ノンデスクワーカー」200名の回答をまとめ結果を2023年9月29日に発表した。

入社希望が「下がる」8割以上

入社を希望する企業がアナログ業務の多い環境と知った場合、「入社意向度は少し下がる」との回答は43.5%、「かなり/著しく下がる」を合わせると、88.1%になる。

入社した勤務先のデジタル化・DX化について「あまり進んでいないと感じた」は38.8%、「まったく進んでいないと感じた」を合わせると55.8%だ。

新卒入社したものの、すでに勤務先を退職または転職しているノンデスクワーカーに、新卒入社した勤務先のDX推進実態について聞いたところ「あまり/まったく進んでいないと感じた」と回答した人は62.3%だ。

デジタル化したい業務は?

これらの人々がデジタル化・DX化したい業務は「日常業務(報告書や日報など)」72.4%、「勤怠管理(タイムカードやシフト、休暇申請)」53.0%、「情報共有やコミュニケーションツール(チャット/グループウェア)」48.5%などがある。

ノンデスクワーカーの満足度が高い会社が取り組んでいるのは「勤怠管理」62.1%、「日常業務」51.7%、「情報共有」39.7%、デスクワーカーの企業では「情報共有」75.0%、「勤怠管理」70.0%、「日常業務」56.7%となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社カミナシのプレスリリース
https://corp.kaminashi.jp/news

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高野勤一
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