働き方に柔軟性と合理性を求めるZ世代、職場環境の理想と実態とは

2023.07.30
Z世代の職場に対する考え方

電話代行SaaSサービス「fondesk」を運営する株式会社うるるは、Z世代を対象に「理想の職場環境」についての調査を実施し、2023年7月27日に結果を発表した。

同調査は、1996年~2004年生まれのZ世代であるビジネスパーソン510名の回答をまとめたもので、感染症拡大の影響で学生時代や就職活動時代にコミュニケーションの制限を受けていた世代が、働き方や職場環境をどのように考えているのかを調査している。

半数以上がやりがいを感じている

現在の仕事に「やりがいを感じている」と回答したのは52.7%、また現在の職場環境や働き方を「良いと思っている」人は58.2%だ。

現在の組織文化・制度について、やりがいを感じている人の回答は「上司や先輩と対面コミュニケーションしやすい」50.6%、「ワークライフバランスが重視されている」33.5%、理想の職場についてもこの2つが上位、育児休暇や支援制度などへの期待も28.2%あった。

働き方については、現状も理想も「カジュアルな服装」「リモートワーク」「時差出勤」などの回答が多く、柔軟性や合理性を求める傾向にあることが分かった。

会社に対する誇りも

「IT・AIの導入とデジタル環境」の現状については、現状も理想も「端末の支給」「ペーパーレス化」「出退勤や労務のグループウェア管理」だ。

会社に対して誇りに思うことは「企業やサービスの認知度の高さ」28.5%、「事業やサービスの独自性や品質の高さ」25.1%などが多くあげられた。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社うるるのプレスリリース
https://www.uluru.biz/news

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高野勤一
高野勤一