プロティアン・キャリア協会が「リスキリングの実態調査」を実施

2023.06.23
人事部門・キャリア支援者などの277人を対象に実施

一般社団法人プロティアン・キャリア協会が5月16日から6月7日にかけ、リスキリングに興味・関心のある人事部門などの合計277人を対象に、「リスキリングの実態調査」を実施。その結果を6月19日に発表した。

同調査で『あなたの企業ではリスキリングプログラムを実施していますか?』と質問したところ、「実施している」という回答が全体の36%で、「実施していない」が64%となった。

また、『リスキリングを実施する上で、どのような課題がありますか?(複数回答)』と聞くと、「組織文化の変革の難しさ」という回答が38%で最も多く、「リソースの不足」が23%、「スキルの不足」が17%、「予算の不足」が15%という結果が得られている。

リスキング投資メリットは「キャリアアップの機会提供」

『リスキリングに投資することで、企業にどのようなメリットがあると考えていますか?(複数回答)』と質問したところ、「キャリアアップの機会提供」との回答が最多の24%で、「従業員の能力向上」が23%、「新たな技術やビジネスモデルへの対応力の向上」が21%などと続いた。

また、『リスキリングを実施する上で、どのような教育プログラムが効果的だと考えていますか?(複数回答)』と聞くと、「専門家による実践的なワークショップ」との回答が最も多く27%、次いで「外部研修・トレーニング」が25%、「オンライン講座・動画教材」が22%などとなっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

一般社団法人プロティアン・キャリア協会 プレスリリース
https://protean-career.or.jp/

一般社団法人プロティアン・キャリア協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000056057.html

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高野勤一
高野勤一