リクルートの就職みらい研究所、2023年卒の9月時点の内定率などを発表

2022.09.12
2023年卒の大学生・大学院生7628人が回答

株式会社リクルートは、同社運営の研究機関・就職みらい研究所にて「就職プロセス調査」を実施し、その結果概要を2022年9月9日に発表した。

就職みらい研究所は、より良い就職・採用の在り方を追究している研究機関。今回の調査は同年9月に実施され、同社運営の『リクナビ2023』に調査モニターとして登録した2023年卒業予定の大学生・大学院生7628人より有効回答を得ている。

9月1日時点の内定率は90.8%、前年同時期と同水準

今回の発表によると、2022年9月1日時点の大学生(大学院生を除く)の就職内定率は90.8%となった。前月と比較すると3.0ポイント増加し、前年同月差も0.8ポイント増加をマーク。進路確定率も前月から7.0ポイント増加して82.2%となり、就職内定率・進路確定率の双方が前年同時期と同水準を示している。

民間企業への就職が確定している学生には、内定式の予定についても質問。結果は、約7割の学生が「開催される予定」と回答した。内定式の実施形態については、オンラインが約25%、対面が約50%という結果となり、従業員が5000人以上の企業はオンラインでの開催比率が高い傾向も明らかになっている。

9月1日時点の就職活動実施率は12.8%

調査では、2022年9月1日時点の就職活動実施率が12.8%であることも判明した。同社は、9月時点でも内定取得に向けて活動を継続している学生の存在に注目すると共に、10月1日以降も採用活動を実施する企業があることも指摘。就職活動を進めている学生の進路決定を願っている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

就職プロセス調査(2023年卒)「2022年9月1日時点 内定状況」 – 株式会社リクルート
https://www.recruit.co.jp/

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人