中小企業・零細企業の夏のボーナスは「支給予定/支給済み」が43.0%

2022.06.16
2022年度 夏のボーナス実態調査

株式会社フリーウェイジャパンは、2022年6月13日に「2022年度 夏のボーナス実態調査」の結果を発表した。 中小企業・零細企業の従業員279人、代表取締役114人を対象に行ったもので、夏のボーナスを「支給予定/支給済み」との回答が昨年より24.5ポイント上昇した。

「支給予定/支給済み」は43.0%

経営者への質問で、夏のボーナスを「支給予定あり/支給済み」と回答した割合は43.0%、昨年調査より24.5ポイント上昇した。「支給予定なし」は26.3%、「未定」は29.8%だ。

昨年度の下期から今年度の上期まで業績が上がった中小企業は21.9%で昨年より9.6ポイントの上昇、反対に「業績が下がった」は19.3%、「変化なし」は35.1%であった。

従業員への質問で、夏のボーナスが支給された、または支給予定と回答した割合は47.2%、その中で支給額も把握していると回答した人を対象に金額を聞いたところ、最も多いのが「20~30万円未満」23.3%、「10~20万円未満」21.9%であった。

使い道は「預貯金」が半数以上

ボーナスの使い道は「預金・貯金」が52.1%で昨年より11.7ポイント上昇した。金額に「納得している/やや納得している」は64.4%だ。

「冬のボーナス」の見通しが立っていると回答した経営者は37.7%、冬のボーナスを期待する従業員は39.4%、理由は「会社が好調なため」「経済が活発化する」などがあげられた。

(画像はプレスリリースより)
(フリーウェイジャパン調べ)

▼外部リンク

株式会社フリーウェイジャパンのプレスリリース
https://freeway-japan.com/

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高野勤一
高野勤一