官公庁への転職意欲について、キャリア人材へのアンケート調査

2021.11.09
官公庁の「リボルビングドア」への関心度は?

Visionalグループの株式会社ビズリーチは、官公庁への転職意欲に関する調査を実施し、2021年11月8日に結果を発表した。

デジタル庁が今年公募した、民間企業と官公庁との間で人材が行き来する「リボルビングドア(キャリアの回転ドア)」が話題となったことを受け、転職サイト「ビズリーチ」の会員から995件の有効回答を得ている。

約7割が官公庁の仕事に興味

官公庁の仕事に「とても興味がある」と回答した人は21.7%、「どちらかといえば興味がある」は46.8%、合わせると68.5%の人が関心を寄せていることが明らかになった。

「リボルビングドア」型のキャリア形成に「有効性はとても高いと感じている」との回答は35.5%、「どちらかといえば有効性は高いと感じている」の回答は48.2%となり、合わせると83.7%だ。

官公庁の仕事に興味がある理由に多くあげられたのが、「仕事を通じて社会貢献したいから」が66.2%、ほかには「民間企業とは違う経験やスキルが身につくから」33.1%となっている。

興味のある省庁や領域について

興味のある省庁は、「デジタル庁」が32.5%、「自治体」が31.1%、「経済産業省」が29.7%だ。具体的な分野・領域は「デジタル化」が39.8%、「教育」33.7%、「経済活性化」32.5%となり、71.7%が民間企業での経験やスキルを活かせると回答している。

官公庁の仕事に関わる場合、希望する雇用形態は「正規職員」が63.3%となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Visionalグループのプレスリリース
https://www.visional.inc/ja/news.html

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高野勤一
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