年末調整で時間がかかるのは「従業員への書類作成・配布・回収」

2021.10.27
中小企業・大企業にアンケート

クラウド型オールインワン労務管理システム「ARROW」を提供する株式会社S&Aは、「中小企業の労務管理×年末調整」に関する調査を実施、中小企業・大企業の経営者1,085人の回答をとりまとめ、2021年10月26日に結果を発表した。

勤怠管理システムの導入率は大企業で8割超え

通常業務のうち労務管理業務に費やしている時間の割合について多い回答は、中小企業経営者は「1割未満」が54.5%、大企業経営者は「2~3割」が29.4%となった。

勤怠管理システムを「導入している」中小企業は32.9%、大企業は82.4%だ。導入している勤怠管理システムに「とても満足している」と回答したのは23.8%、「ある程度満足している」は57.9%となった。

年末調整は手作業が多い?

年末調整の管理方法は「書面で各種書類作成、配布、回収(手作業)」の回答が最も多く、中小企業で39.5%、大企業で26.2%である。大企業では19.9%がアンケートを入力するタイプのクラウドサービスを利用している。

年末調整にかかる時間について、中小企業は「5時間未満」が62.9%、大企業は「20~40時間」が28.1%だ。時間のかかる作業は「従業員へ申告書類の配布・回収・チェック」が中小企業で44.1%、大企業で23.5%である。

年末調整が「とても大変」と回答したのは中小企業13.2%、大企業26.7%、「やや大変」は中小企業30.6%、大企業38.5%となった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社S&Aのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000088212.html

労務管理システム「ARROW」公式サイト
https://www.arrow-payment.com/

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高野勤一
高野勤一