「本音では休みたい」、7割。サイボウズ、2020東京五輪期間中の「働き方」調査

2019.07.20
都内ビジネスパーソン400人が回答

サイボウズ株式会社は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会混雑への働き方対応」に関する調査を実施し、その結果概要を2019年7月12日に発表した。

同社は、ビジネスアプリ作成クラウド『kintone』などの提供を手がける企業。同調査は、「サイボウズ チームワーク総研」が実施したものであり、都内ビジネスパーソン400人より回答を得ている。

「交通混雑が嫌だから」「周囲が休みそうだから」

調査ではまず、大会期間中の通勤や仕事上の移動について不安を感じるかどうかを訊ねている。結果は、「7割」が不安と回答。「不安がある」が38.6%、「やや不安がある」が31.8%となり、合わせると全体の7割が不安を感じていることが明らかになった。「不安」の理由については、「移動に時間や手間がかかりそう」が最多となっている。

大会期間中の勤務については、「本音では会社を休みたいと思っていますか?」とも質問。結果は、「はい」という回答が7割にまで達した。「休みたい」理由としては、「交通混雑が嫌だから」が73.2%で最多となり、次点には「大会を観戦したいから」「出社しても仕事自体が滞りそうだから」「周囲が休みそうだから」といった声が並んでいる。

「対策検討は予定していない」、最多

同調査では、職場の「働き方」整備などに関与している100名の回答者に対して、大会期間中の対策を会社として行う予定があるかどうかも質問。結果は、「対策検討は予定していない」という回答が38.8%で最多となった。次点には、「対策検討をする予定だが、時期は未定」が27.2%で入っている。

この調査結果を受けてサイボウズは、多くのビジネスパーソンが大会中の「働き方」に不安を感じながらも、対策は必ずしも進んでいないと考察している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

サイボウズ株式会社
https://cybozu.co.jp/

「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会混雑への働き方対応」に関する調査 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人