「価値観が違った」、46%。Daijob.comの「外国人と働くことに関するアンケート調査」

2019.06.07
外国人と働く日本人ビジネスパーソン311名が対象

ヒューマングローバルタレント株式会社は、「外国人と働くことに関するアンケート調査」を実施し、その結果概要を2019年5月31日に発表した。

同社は、ヒューマンホールディングス株式会社の事業子会社であり、バイリンガルのための転職・求人情報サイト『Daijob.com』を運営する企業。同調査は、現在外国人と働いている日本人ビジネスパーソン311名を対象として実施されている。

「良かったこと」は「異文化理解が深まった」こと

調査ではまず、「外国人と一緒に働いて良かったこと」が何か訊ねている。結果は、「異文化理解が深まった」という回答が30%を占めて最多となった。次点には、「語学力が向上した」「新しい価値観に気付けた」がそれぞれ29%で続いている。職種別に見ると、「異文化理解が深まった」という回答の比率が最も高かったのは、「教育/トレーニング/語学系」だった。

逆に、「外国人と一緒に働いて課題に感じたこと」について訊ねると、「価値観が違った」が46%でトップとなった。次点には、20%の「ニュアンスが伝わらなかった」、14%の「意思疎通がうまくできなかった」などが続く。「価値観が違った」という回答は、やはり「教育/トレーニング/語学系」で最も比率が高くなっている。

「日本人ならアニメに詳しい」といった誤解も

調査では、「外国人に誤解されている」と感じたエピソードについて、自由記述での回答も求めている。結果は、「日本人はよく仕事をするという先入観を持っている」といった「勤勉さ」に関する回答が多勢を占めた。一方、「日本人ならアニメに詳しい」「寿司やすき焼きなどを日常的に食べている」といった誤解に関する声も寄せられている。

これらの結果についてヒューマングローバルタレントは、日本人と外国人が共に働く上では相互理解が大切であると、まとめている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

【Daijob.com】外国人と働くことに関するアンケート調査 – ヒューマングローバルタレント株式会社
https://hrclub.daijob.com/report/4184/

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kakimoto