「知らない」69%。はたらこねっと、 無期雇用転換ルールについてユーザー調査実施

2018.05.16
「無期雇用転換ルール」をどう思っているのか

ディップ株式会社は、同社運営の総合求人情報サイト『はたらこねっと』にて『はたらこねっとユーザーアンケート 無期雇用転換ルール(2018年問題)について』を実施し、その結果概要を2018年5月14日に発表した。

2013年の労働契約法改正により、5年以上働いた有期契約労働者は雇用企業に対し無期雇用転換を申請できるようになった。このいわゆる「無期雇用転換ルール」について、『はたらこねっと』ユーザーはどう思っているのかを、同調査では調べている。

「知っている」の合計は31%に留まった

同調査ではまず、「無期雇用転換ルール」そのものを知っているかどうかを訊ねている。結果は、「よく知っている」が9%、「少し知っている」が22%となった。対して、「まったく知らない」は42%、「あまり知らない」は26%を記録。「知っている」の合計は31%に留まり、「知らない」の合計は69%に達する結果となっている。

同調査では、無期雇用転換への賛否についても質問。結果は、「賛成」が57%で「反対」は6%と、賛成が圧倒的多数を占めた。しかしその一方で、「わからない」という回答も37%を記録。認知度の低さが影響していることも、明らかになっている。

無期雇用転換の浸透度の低さがうかがえる

無期雇用転換を希望したいかどうかについて訊ねると、「希望したい」という回答が65%で最多となっている。しかし、既に希望した人からの「既に希望して受諾されている」「既に希望したが、受諾されていない」という回答は、全体の3%に留まった。無期雇用転換の浸透度の低さがうかがえると、ディップは考察している。

同社は今後も、求職者と求人企業双方にとって利便性の高いサービスを提供し、社会を改善する存在となることを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

無期雇用転換ルール(2018年問題)についてのアンケート調査 – ディップ株式会社
https://www.hatarako.net/pr/2018/0514/

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kakimoto